みんなの銀行で働く「みんな」について
はじめまして。みんなの銀行の花谷です。みんなの銀行とゼロバンク・デザインファクトリー※の人事(エンプロイーサクセスグループ)の責任者を務めています。
※ゼロバンク・デザインファクトリーは、みんなの銀行と同じく、ふくおかフィナンシャルグループ傘下のシステム開発子会社で、みんなの銀行のバンキングシステムを開発しています。
今回は、みんなの銀行およびゼロバンク・デザインファクトリー(以下、両社を「みんなの銀行」で統一します)で働いているメンバー(=みんな)について、まずは全体像をご紹介したいと思います。
みんなの銀行にはどんな人が働いているのか
現在(2021年3月時点)、みんなの銀行には100名を超えるメンバーが働いており、新たなメンバーも毎月のように参画してきています。
その大きな特徴を一つ挙げるとすると、「(従来の銀行には見られないような)多様なメンバーに参画してもらっていること」です。
銀行、およびその関連のシステム開発会社というと、銀行員、もしくはその出身者が大半を占めているのではないか、という印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、みんなの銀行では全く逆の状況です。
システムやアプリケーションの開発を担うエンジニアやプロダクトマネージャーをはじめ、マーケター、デザイナー、データサイエンティスト等、様々な専門家が多数派を占めており、銀行出身者と融合した、新たな組織を構成しようとしています。
みんなが働く組織は?~カルチャー構築に向けて~
では、どのような組織を構築しようとしているのか。
基本コンセプトは、当たり前の話になってしまうかもしれませんが、「(前述の)多様な人財の力をみんなの銀行の成長に向けて最大限発揮してもらう」こと、および「多様な人財が、みんなの銀行という場を通して、各人にとっての成功を実現してもらえるようにする」ことです。私たち人事の部署名を「エンプロイーサクセスグループ」としたのも、その両方の意味を込めています。
現在のメンバーは、みんなの銀行が目指している「次世代の銀行づくり」というビジョンに共感し、参画している人たちばかりで、その共感をもとに大いに力を発揮してもらっているのですが、その力を持続可能なものとするためには、「みんなの銀行らしい組織・カルチャーづくり」が必要不可欠と思っています。
具体的に目指しているのは、「フラットでアジャイルな組織」の中で、「お互いを信頼し合いながら、新しいことに挑戦し続けるカルチャー」なのですが、こうした組織・カルチャーづくりは一朝一夕に出来るものではないと思っていますし、正解があるような取り組みでもありませんが、少なくとも以下の基本を失念しないことには留意して様々な取り組みを進めています。
一つの軸のもとで一貫した施策をとること
組織や業務プロセスの設計、人財採用、人事制度設計・運用、そして個々の組織開発施策等、全てが組織・カルチャーづくりに影響してきますので、それらを一つの軸(=みんなの銀行ではミッション・ビジョン・バリューがそれにあたります)の下で、一貫した取り組みを行っていく必要があると考えています。
客観的なデータを基にPDCAサイクルを回し続けること
組織状況・課題は常に変化を続けるもので、その時々に求められる施策等も変わってきます。みんなの銀行ではアジャイル型ビジネスを実現しようとしていますが、これは組織・カルチャーづくりにおいても同様で、常に経営陣や現場メンバーの想いを汲み取りつつ、かつエンゲージメントスコア等の客観的なデータを活用しながら、アジリティーをもって「より良い組織・カルチャー」を作り続けていく必要があると考えています。
そして何より大事なことは「(経営陣、人事担当だけでなく)“みんな”で本気になって取り組み続けること」だと思っています。
ここでご紹介したポイントはいずれも当たり前のことばかりではありますが、一方で全員が本気で続けないと実現できないことばかりでもありますので、いかにその「想い・熱量」を維持し続けるか、という点に留意しないといけないと思っています。
最後に~働く“みんな”でつくる「みんなの銀行」~
みんなの銀行では、銀行サービス・システムだけでなく、「会社そのもの」もゼロベースから立ち上げており、「働く“みんな”」で「みんなのための組織・人財・カルチャーづくり」に邁進しているところです。
組織・人財・カルチャーづくりに向けた具体的な取り組みついては、また別の機会を設けてご紹介していこうと思いますので、是非ご期待ください!
最後に、少しだけ宣伝になりますが、私たちのミッション・ビジョン・バリューに共感し、一緒に「次世代の銀行づくり」にチャレンジしてくれる方を絶賛募集中です。
今回の記事をご覧いただいて、少しでも関心をお持ちいただけた方がいらっしゃいましたら、是非みんなの銀行の採用ページをチェックしてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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