銀行でデザインを内製化すること
見出し画像

銀行でデザインを内製化すること

こんにちは。みんなの銀行 プロダクトデザイナーの田口です。最近は新規サービスの体験設計などを担当していますが、その話はまた別の機会にと言うことで、今回はみんなの銀行がデザインの内製化にチャレンジしていることについてお話ししたいと思います。従来の銀行にはないやり方や、伝え方を日々模索しながらチームで取り組んでる様子をお伝えします。 

なんでも自分たちで作る

現在、みんなの銀行では様々な分野で内製化が進んでおり、プロダクトデザイナーは4名在籍しています。プロジェクトの立ち上げ準備期間はアクセンチュア/フィヨルドの皆さんと共同でデザイン業務を進めてきましたが、徐々に、みんなの銀行の業務比重の割合が高まってきている状況です。

一般的に銀行では社内に制作部門を置かず、何かを作る際には、外部の広告代理店や制作パートナーと一緒に進めることが多いのではないでしょうか。その場合の銀行側の担当者は、進行管理やクリエイティブの社内チェック、外部へのフィードバックなどのコミュニケーションを通して、世の中にクリエイティブを出していくという役割を担っているかと思います。

一方、内製化を進めているみんなの銀行では、アプリのUIデザインはもちろん、SNSに投稿するクリエイティブやノベルティグッズ等も全て、みんなの銀行内のデザイナーが、実際にデザインツールを使って制作しています。

時にはキャッチコピーやアプリのWalletに出てくるメッセージなどイラスト以外の表現も、みんなの銀行らしさを意識しながら考えたりしています。

画像1
デザイン内製化の強み

私が入社してちょうど1年くらいが経ちますが、自分たちの事業を内部から理解しているデザイナーが作るクリエイティブは、様々な場面で強いなと感じています。

チーム内のミーティングでもよく、「みんなの銀行"らしい" "らしくない"」という言葉が飛び交っています。もちろんデザインガイドラインなどで決められたものもあるのですが、それを読むだけで、みんなの銀行らしいデザインを作ることができるかといえばそうではなく、これは感覚的なことになってしまうかもしれませんが、現在のみんなの銀行のデザインチームはこの感覚的なところがズレていないのが強みだと感じています。

そして自分が担当していないクリエイティブであっても、みんなの銀行として世の中に出ていくものはすべて気になってしまうんですよね。裏を返せば、それだけ自分たちが生み出しているプロダクトのことを好きでいるからだ、とも言えるのではないでしょうか。

Slackでメンションを付けていなかったり、担当ではない時でも、何か気付いたことがあった時にはコメントやスタンプをつけて反応しあえる心理的な距離の近さが信頼関係にもつながっているのだと感じています。

画像2

例えば、UIデザイナーでもアプリの制作だけに注力すればいいというわけでもなく、それをとりまくWEBサイトやSNS、オンラインイベントやノベルティグッズ等でもみんなの銀行らしさという部分を常に意識して制作に取り組んでいます。

そういった意味でも、ブランドの一貫性に拘りたいデザイナーにとっては、みんなの銀行はとても合っている環境なのではないでしょうか。

超えなければならないハードルは、どの銀行も同じ

人口の減少やキャッシュレス決済の広まりなど、銀行を取り巻く環境が厳しくなる中、どの銀行も変わらなくてはならず、未来を見据えた施策や、これからお客様となっていただくような若い世代に向けた施策を、もちろん検討していることでしょう。そして、その実現には、法律面やシステム面での制約というたくさんのハードルもあり、進めることがなかなか難しい業界であることを私たち自身も日々感じています。

そんな中、みんなの銀行では「そこを変えたい、超えたい」という想いを持った人たちが最初に銀行の中から立ち上がり、その想いに共感した人たちが外部から集まって来て、新しい銀行を構成しています。私がこの会社に入社したいと思った一番の理由もそこにあります。そして今、同じような想いを持つメンバーで構成されたデザインチームでは、みんなの銀行の世界観を一貫したデザイン性をもって作り出すことを目指しています。

画像3

デザインでも選んでもらえるような銀行

一括りでデザイナーと言っても、これまでの経験や得意分野なども様々ですが、それらがうまく噛み合っているのもみんなの銀行のデザインチームの特徴です。

社内にはマーケターやデータサイエンティストも在籍しており、彼らが抽出した定量、定性データを活用してアプリ改善を行うことを得意とするデザイナーもいれば、イラストなどを使った表現によって情緒的なアプローチを得意とするデザイナーも在籍しており、両面からのデザインアプローチにチャレンジしています。

これまではお客さまが銀行を選ぶ理由として、実店舗の立地や金利、手数料などを挙げる人が多いかもしれませんが、立地による制限を受けないネットバンキングサービスの利用は多くて月に数回だったり、また1ヵ月に1度も自分の口座にログインしない人もいるのが現状ではないでしょうか。

だからこそみんなの銀行は、SNSのように毎日銀行アプリを開いて、自分のお金のことをより身近に感じられるような体験を作り、サービスや機能面のほかデザインでも選んでもらえるような銀行を目指したいと思っています。

あなたの得意分野をみんなの銀行で活かしませんか?

みんなの銀行では一緒に新しい銀行を作るデザイナーをまだまだ募集しています。

東京と福岡のどちらの拠点にもデザイナーは在籍しています。離れていても、普段からSlackやTeamsで細かなやりとりができており、情報量の差を感じることなく仕事ができていると実感しています(私のように東京在住だと時々福岡に出張できるのも魅力の一つですね笑)。

みんなの銀行のデザインチームに興味を持った方はぜひこちらからご連絡ください

筆者紹介

画像4

田口 勝之
みんなの銀行 デザイングループ プロダクトデザイナー。
アプリの体験設計・デザイン及びWEBサイト関連のディレクションを担当。東京在住。九州大学芸術工学部を卒業後、出版社、ITベンチャー企業等を経て2020年にみんなの銀行プロジェクトへ参画。趣味は音楽と3DCG。

更新情報は Twitter でおつたえします☺

スキありがとうございます!
国内初のデジタルバンク「みんなの銀行」の公式アカウントです。みんなの銀行公式アプリのDLはこちら → https://www.minna-no-ginko.com/open-account/