iMZ Owner's Bar開店!
こんにちは。エンプロイーサクセスグループの三浦です。みんなの銀行の中途採用や組織カルチャーの社内浸透、新メンバーのオンボーディング等を担当しています。
今回は、iMZという3社のメンバー同士が組織を横断し交流することを目的にオープンした「iMZ Owner’s Bar」のご紹介を通して、私たち組織やメンバーの雰囲気をお届けしてきたいと思います。
iMZ Owner’s Bar の「iMZ」ってなに?
最初にiMZ Owner’s Barの「iMZ(イムズ)」について、簡単にご説明します。iMZとは、ふくおかフィナンシャルグループ傘下のiBankマーケティング、みんなの銀行、ゼロバンク・デザインファクトリーの3社の頭文字をとった呼び名です。
この3社を、私たちはiMZ3兄弟と呼んでいます。というのも、みんなの銀行 頭取の永吉さんが、今から10年前となる2013年、ふくおかフィナンシャルグループ柴戸社長(現会長)より、「10年後の銀行のあるべき姿を見据えて、これまでの延長線上にない、非連続の成長戦略を描いてほしい」という指示を受け、そこからデジタルバンクプロジェクトが動き始めたわけなのですが、その過程でまず誕生したのが、長男(長女?)のiBankマーケティングでした。続いて、みんなの銀行とゼロバンク・デザインファクトリーが双子として誕生した、という流れがあります。
そういうわけで、iBankマーケティングとみんなの銀行/ゼロバンク・デザインファクトリーは(担う事業が異なるため)掲げるMission・Visionこそ異なりますが、上の図の通り、土台となるValue(価値観)やINSIGHT(行動指針)は共通しており、これこそが3兄弟たる所以でもあります。3社で同じ組織カルチャーを共有しているのですね!
なお、INSIGHTとは私たちの行動指針である7つの仕事の流儀の頭文字をとったものなのですが、詳細については下のnoteで紹介していますのでぜひご覧ください。
👇iMZ3兄弟が共通で掲げる7つの仕事の流儀って?
iMZ Owner’s Barオープンのきっかけ
iMZ Owner’s Barは、iMZメンバーが組織や業務の垣根を超えて交流し、共に働く仲間への理解を深めることを目的として始まった取り組みです。業務時間終了後、メンバーの交流を促すこと等を目的に各フロアに設置しているバーカウンターにて、誰でも気楽に参加できる“ちょっとした懇親会”を各フロアで開催しています。
ホスト役はなんとiMZ各社の経営層。順番にホスト役を務めながらご自身の執務フロア内でBarを開催するのですが、毎回、開催フロアが異なるので、iMZメンバーも普段は行くことのないフロアに顔を出したりしながらメンバー間で新しい交流が生まれています。
実はこのiMZ Owner’s Barの取り組みは、社内のINSIGHT部会の活動から生まれました。INSIGHT部会とはiMZの有志メンバーによる組織横断のプロジェクトチームで、前述の7つの仕事の流儀であるINSIGHTを社内に浸透させていくことを目的に活動しています。
このINSIGHT部会では「INSIGHTに基づいた行動が自発的に行われ、iMZがより良い組織になるためには、どうしたらよいか?」を日々考え、普段はボトムアップ型で経営層に企画をあげ実行していますが、活動を続ける中、部会メンバーから「お互いをもっとよく知り、理解し合うことが不可欠」「コミュニケーションを活性化し、INSIGHT浸透の土壌を作っていきたい」「経営層を巻き込み、トップダウン型の活動も増やしたい」といった声があがるように。
そこでINSIGHT部会が経営層とディスカッションし、今回のiMZ Owner’s Barの企画が誕生することになりました。コンセプトについては、頭取の永吉さんからあがった「ふらっと立ち寄れるBar」の案を起用、早くも2週間後にはiMZ Owner’s Bar第1回が開催されることに!
ホスト役をつとめた経営層の感想は?
これまで4回のiMZ Owner’s Barを開催してきましたが、いずれの回も多くのメンバーが参加し大盛況でした! また回を追うごとに、ホスト役を務める経営層が互いを意識しているのか本気度&こだわりも高くなってきている……ような気がします(笑)。
ここからはBarを開店した経営層と、iMZの参加メンバーのコメントを紹介していきます!
iBankマーケティング 明石さん(代表取締役社長)
iBankマーケティングは会社ができて8年目になり、働くメンバーも今では100人を超え、1フロアでは収まらない規模になってきました。お互いに顔が見える環境であれば当たり前に疎通できていたことがなかなかできなくなっていると感じています。同じことはiMZ全体にも当てはまると思います。
会社が異なり、フロアが異なるとどうしてもお付き合いの範囲が限られてきます。iMZ Owner’s Barでは普段はなかなか接点が持てない仲間同士、ゆっくり膝を交えて語らえるそんな場を提供したいと考えています。iMZ Owner’s Barをきっかけにお互いに新たな発見や共通点等を見つけて、身近に感じられるようになってもらえれば嬉しいです。
みんなの銀行 永吉さん(代表取締役)
待望の対面コミュニケーションができる環境になったのであれば、例え業務外の社内イベントであっても「全力で楽しもう!(←INSIGHTでいう“High Heat!”)」というのが私のモットー。ホスト役のiMZ経営層それぞれも、センスやクリエイティビティを試されている訳です(笑)。
なので、毎回様々な趣向を凝らし、iMZメンバーの皆さんを「おもてなし」しています。銀行という業種柄、ソトの飲食店で声を大にしては仕事の話をできないからこそ、会社のナカのBarで、気軽にまじめな会話や対話ができる “場づくり”を目指しています。
ゼロバンク・デザインファクトリー CIO 宮本さん
記念すべきiMZ Owner’s Bar第1回目は、ゼロバンク・デザインファクトリーが毎月定例で行う社内登壇会『Zero.Lab(ゼロラボ)』の終了後で、その流れで福岡・西中洲オフィスと東京・八重洲オフィスにて同時オープン! 各フロアから、所属や職種の異なるメンバーが参加してくれ大盛況でした。
以前よりゼロラボはエンジニア同士の共有の場として、普段の業務領域問わず知識の整理、プレゼン力の向上、自己啓発、組織・業務の紹介、そして相互に刺激しあうことを目的に実施していたのですが、現在では、ゼロラボの日には普段リモートワークのメンバーにも出社してもらい、終了後、「ちょい飲み」の回も実施しリアルなコミュニケーションを図っています。ゼロラボやiMZ Owner’s Barといった様々な方法で、メンバー間の一体感醸成やコミュニケーションの促進に取り組んでいきたいですね。
参加したiMZメンバーに感想を聞いてみた!
実際に参加してみて、メンバーはどう感じたのでしょうか。参加したメンバーにも話を聞いてみました!
小坂さん(CXOオフィス)
私の勤務する八重洲オフィスはメンバーが少ないですが、みんなの銀行とゼロバンク・デザインファクトリーの全メンバーが1フロアで仕事しているので、皆の顔が見えて集まりやすいという特徴があります。八重洲はiMZ Owner’s Bar の「出張所」として西中洲オフィスと同時開催していますが、もちろんホスト役の経営層はいません(笑)。だからこそなのか(!?)、毎回まったりと和気あいあい盛り上がっています🎵
社内登壇会「ゼロラボ」の後の流れで開催されるので、みんなの銀行メンバーから「今日は誰が何を話したの?」等の話題が投げかけられ、そこからお客さま向けサービス改善のアイデアが飛び交ったり業後の企画が立ち上がったりもします。
藤本さん(システムデザイングループ)
入社して1ヵ月も経たない時期に初めて参加しましたが、メンバーと親睦を深める良い機会になりました。経営層がホットプレートで食べ物を作り、それを“みんな”で囲みながら一緒に食べるというスタイルは、リラックスした雰囲気があり自然と会話が広がるので、一気に距離が縮められた気がします。次回も必ず参加したいと思います!
新田さん(ビジネスアライアンスグループ)
私も入社したばかりで、まだメンバーの顔と名前が一致しない状態ではあったのですが、仕事中の雰囲気とはまた雰囲気が変わり、飲み物を片手に移動しながら色々なメンバーと会話できるので、すぐに溶け込むことができました。「経営層が企画するBar」と聞くと少し構えてしまいそうですが、とても楽しい時間が過ごせました!
川原さん(エンプロイーサクセスグループ)
普段の仕事ではコミュニケーションをとる機会が少ないメンバーとも、ドリンクとおつまみを囲むと自然と会話が生まれました。特に私のお気に入りのおつまみは、ホットプレートで焼かれたウインナーです!(笑) ホスト役の経営層ともフランクに会話できる機会でもあります。頭の中で構想する企画についてもその場でアドバイスをもらえたりして、大変嬉しかったです。
ー ー ー
以上、今回のnoteではiMZ Owner’s Barについてお届けしましたが、今後も相互コミュニケーションの場として続いていく予定です。次回はみんなの銀行の新入社員による「ふくおかフィナンシャルグループ新入行員研修レポート」をお届けしますので、お楽しみに!
筆者紹介
👇デジタルバンクプロジェクトは、なぜ生まれ、どのように開発が進められてきたのか。こちらの本も合わせてお楽しみください!